七五三では、祖父母も一緒に神社へ参拝したり、記念写真や食事会に参加したりする家庭が増えています。
その一方で、
- 「祖母は着物じゃないと失礼?」
- 「祖父はネクタイを締めた方がいい?」
- 「60代・70代・80代では服装が違う?」
- 「遠方から参加するから動きやすい服装でも大丈夫?」
など、祖父母ならではの悩みを抱える方も少なくありません。
結論からいうと、七五三の祖父母の服装は**「上品なセミフォーマル」**が基本です。
主役である孫より目立たず、年齢に合った清潔感のある服装を選べば、洋装でも和装でも問題ありません。
この記事では、60代・70代・80代それぞれにおすすめの服装や、祖父母が気を付けたいNG例、ネクタイや着物の疑問まで詳しく解説します。
七五三 祖父母の服装の基本
セミフォーマルが基本
現在の七五三では、祖父母だからといって礼装を着なければならない決まりはありません。
最も多いのは、
- ジャケットスタイル
- ワンピース
- セットアップ
- ダークスーツ
などのセミフォーマルです。
神社参拝や写真撮影、食事会まで違和感なく過ごせるため、多くの家庭で選ばれています。
「何を着ればいいか分からない」という場合は、「少し改まったお出かけ着」をイメージすると選びやすいでしょう。
派手すぎない服装を選ぶ
七五三の主役は子どもです。
そのため祖父母は、
- 真っ赤な服
- 大きな花柄
- 光沢が強い素材
- 派手なアクセサリー
などは控えめにするのがおすすめです。
写真に残る行事だからこそ、落ち着いた色合いを選ぶと上品な印象になります。
上品さを意識する
年齢を重ねるほど、「華やかさ」よりも「品の良さ」が印象を左右します。
例えば、
- ネイビー
- グレー
- ベージュ
- アイボリー
などは七五三でも人気があります。
服装だけでなく、
- シワのない服
- 磨いた靴
- 手入れされたバッグ
など、清潔感も意識するとより素敵な装いになります。
関連記事
家族全体の服装マナーを知りたい方は「七五三の服装でNGなのは?母親・父親・祖父母マナーまとめ」も参考にしてください。
60代祖母の服装
60代は比較的選べる服装の幅が広い年代です。
人気なのは、
- セレモニーワンピース
- セットアップ
- パンツスーツ
- ジャケットスタイル
です。
ネイビーやベージュを選ぶと落ち着いた印象になり、七五三らしい上品さも演出できます。
また、入学式や卒業式にも着回せるデザインを選ぶ方も多くいます。
70代祖母の服装
70代では、見た目だけでなく着心地も重要になります。
おすすめは、
- 軽いジャケット
- ゆとりのあるワンピース
- ストレッチ素材のセットアップ
などです。
長時間座ることや歩くことを考え、締め付けの少ない服装を選ぶと疲れにくくなります。
アクセサリーもパールなど控えめなものが上品にまとまります。
80代祖母の服装
80代では体への負担を減らすことを最優先に考えましょう。
おすすめは、
- 前開きワンピース
- 軽量ジャケット
- 滑りにくいパンプス
- ローヒール
などです。
無理に若々しい服装を目指すよりも、落ち着いた色味で清潔感のある装いの方が自然な印象になります。
また、11月は朝晩の冷え込みもあるため、ストールや薄手のコートがあると安心です。
祖母は着物じゃないとダメ?
結論からいうと、着物でなくても問題ありません。
現在ではワンピースやセットアップを選ぶ祖母が多く、洋装だから失礼になることはありません。
もちろん、
- 訪問着
- 色無地
などの着物も七五三によく合います。
ただし、
- 豪華すぎる留袖
- 金刺繍が多い着物
- 派手な柄
などは目立ちすぎる場合があります。
着物を選ぶ場合も、上品で控えめな装いを意識しましょう。
祖母の服装NG例
祖母が避けたい服装には次のようなものがあります。
- デニム
- パーカー
- スウェット
- ミニスカート
- 原色の服
- 大きなブランドロゴ
- 派手なアクセサリー
また、意外と目立つのが靴やバッグの傷や汚れです。
写真にも残るため、前日までに確認しておくと安心です。
祖父の服装マナー
祖父はダークカラーのスーツやジャケットスタイルが定番です。
おすすめは、
- ネイビースーツ
- ダークグレースーツ
- ジャケット+スラックス
などです。
革靴や襟付きシャツを合わせると、清潔感のある印象になります。
派手な柄やカジュアルすぎる服装は避けましょう。
関連記事
母親との違いや詳しい服装マナーは「七五三の母親は着物じゃないとダメ?ワンピースでも浮かない服装」で詳しく紹介しています。
父親との違いや詳しい服装マナーは「七五三の父親の服装|スーツ・ネクタイ・NG例を解説」で詳しく紹介しています。
祖父はネクタイ必要?
ネクタイは必須ではありません。
しかし、
- ご祈祷を受ける
- 記念撮影をする
- 食事会がある
場合は着用した方がきちんとした印象になります。
おすすめの色は、
- ネイビー
- シルバー
- ボルドー
- グレー
など落ち着いたカラーです。
迷ったらネクタイを締めておくと安心でしょう。
遠方から来る祖父母の服装
新幹線や飛行機で参加する場合は、移動のしやすさも大切です。
おすすめは、
- シワになりにくいセットアップ
- 軽量ジャケット
- ストレッチ素材
- 歩きやすい靴
です。
着物も素敵ですが、長時間移動では負担になることがあります。
また、11月は朝晩が冷えるため、
- カーディガン
- ストール
- 薄手コート
なども用意しておくと安心です。
ユニクロ・レンタル・費用比較
「七五三のためだけに高価な服を買いたくない」という方も多いでしょう。
最近ではユニクロやレンタルサービスを利用する祖父母も増えています。
それぞれの特徴は次のとおりです。
| 方法 | 費用目安 | メリット |
|---|---|---|
| ユニクロ | 5,000〜20,000円 | 普段使いもできる |
| セレモニー服購入 | 20,000〜50,000円 | 長く着られる |
| レンタル | 5,000〜50,000円 | 購入不要で手軽 |
ユニクロなら、ジャケットやパンツ、ワンピースなどのきれいめアイテムを組み合わせることで、七五三にもふさわしい服装が作れます。
一方、着物を着たい場合はレンタルを利用すると準備の負担を減らせます。
よくある質問 祖父母の服装Q&A
Q. 祖母はパンツスーツでも大丈夫?
もちろん問題ありません。最近は動きやすさを重視してパンツスタイルを選ぶ方も増えています。
Q. 祖父は礼服でもいい?
礼服でも問題ありませんが、ネクタイを明るめの色にすると喪服の印象を避けられます。
Q. 両家で服装が違っても大丈夫?
大きな問題はありません。ただし、記念撮影がある場合は、事前に服装の雰囲気を共有しておくと安心です。
Q. 普段着ではダメですか?
家族だけの簡単な参拝なら問題ない場合もありますが、写真撮影や食事会がある場合はセミフォーマルがおすすめです。
Q. 洋装と和装が混ざってもいい?
問題ありません。大切なのは全体の雰囲気を揃え、主役の孫を引き立てることです。
Q七五三で祖母は着物を着なければいけませんか?
必ずしも着物である必要はありません。最近はワンピースやセットアップなどのセミフォーマルな洋装を選ぶ祖母も多く、上品で清潔感のある服装なら問題ありません。
Q 七五三で祖父はネクタイを締めた方がいいですか?
必須ではありませんが、ご祈祷や記念撮影、食事会に参加する場合はネクタイを着用した方がフォーマルな印象になります。ネイビーやシルバーなど落ち着いた色がおすすめです。
Q七五三で祖父母が避けたい服装のNG例はありますか?
デニムやパーカー、スウェットなどの普段着、派手な色柄、大きなブランドロゴ、豪華すぎる礼装は避けるのがおすすめです。主役の孫より目立たない服装を意識しましょう。
Q遠方から七五三に参加する祖父母はどんな服装がおすすめですか?
シワになりにくいセットアップや軽いジャケット、ストレッチ素材のワンピースなど、長時間の移動でも疲れにくい服装がおすすめです。寒暖差に備えてストールやカーディガンも用意すると安心です。
Q 七五三の祖父母はユニクロの服でも大丈夫ですか?
はい、問題ありません。ユニクロのジャケットやパンツ、ワンピースなどのきれいめアイテムを選べば、七五三にふさわしい上品な装いになります。カジュアルすぎるデザインは避けるようにしましょう。
まとめ
七五三の祖父母の服装は、豪華な礼装である必要はありません。
大切なのは、
- 上品なセミフォーマルを選ぶ
- 年齢に合った清潔感を意識する
- 主役である孫より目立たない装いにする
という3つのポイントです。
祖母はワンピースやセットアップ、祖父はスーツやジャケットスタイルを選べば失敗しにくいでしょう。
家族みんなが気持ちよく過ごせる服装を選び、笑顔あふれる七五三の思い出を残してください。

